2011年6月14日火曜日

私がグーグルを退職した訳

グーグルを62日(私の39回目の誕生日)に退職し、コンサルタントとして独立した。

多くの友人や同僚は、なぜ私がこのタイミングでグーグルを退職するのかを、理解できなかった。
私も特に会社に不満があった訳ではない。毎日、アジア太平洋地域各国で楽しくリーダーシップ研修を教えていた。311日に東日本大震災が起きるまでは。

ちょうどこの震災の発生時、私はシリコンバレーに出張中だった。CNNニュースが繰り返し流す津波の映像を見ながら、人生の有限性を強く感じた。震災の翌日、グーグル本社の広大なキャンパスを1人で歩きながら、「自分のやりたいことは何?」「自分が貢献できることは何?」を自問し続けた。そして、グーグルを退職し、独立すべきだという結論に達した。その理由は、コーネル大学で学んだ人材マネジメント及び組織行動学の理論とGEやグーグルといったグローバル先進企業で得た実践知を多くの人に紹介することは意味のあること(世の中に役に立つ)ではないかと感じたからだ。

今その最初の一歩を踏み出したところ。

このブログは2つのテーマを扱う予定です。
1:私が日々考えていること・行っている活動を紹介する。
2:身の回りの出来事(日常の疑問)を人材マネジメント・組織行動学のフィルターを通して分析する。





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